3つのインクの違いを知ろう
例えば、ゼブラ株式会社のボールペンには大きく分けて3種類のインクがあります。
- 油性インク
- エマルジョンインク
- 水性インク
それぞれの特徴を見て行きましょう。
油性インク
油性インクは、昔からあるインクのタイプで、「しっかり書ける」「書きごたえ」があるボールペンのタイプです。
しかも、速乾性、耐水性、耐光性といった性能面も優れています。
さらに、筆記距離(どれだけ沢山書けるか)を、同じインク量とボールのサイズの場合で比較すると、油性ボールペンが一番です。
ボールペンの中でも、バランスの取れた優秀なインクですね。
タプリクリップ油性ボールペンなどがあります。
また、油性ボールペンの中でも、書き心地に個性があり、ジムノックUK油性ボールペンは、なめらかで、濃い、くっきりという特徴を持っています。
エマルジョンインク(油性+水性)
エマルジョンインクは、油性と水性を混合した、それぞれの良さをあわせ持ったボールペンのタイプです。ゼブラボールペンの中では、スラリやフィラーレで採用されているインクです。
上に書いたように、油性インクは「書きごたえがある、しっかり書ける」のが特徴です。また、後ほどご紹介する水性インクは「さらさら軽く書ける」のが特徴です。
どちらのタイプも良さがありますが、このエマルジョンインクは両者の良いところを「なめらか」という書き心地で実現しました。
水性インク
水性インクは、「さらさら」とした書き心地が特徴で、もはや国民的な定番人気商品と言っても過言ではない、サラサクリップも水性のジェルインクを採用しています。
さらさらとした書き心地に加え、発色が良い、筆記線が濃いなど、極めて優秀です。
ご利用頂くとお分かりになるかと思いますが、とにかく書きやすい、書いていて気持ちがいい、どんどん書ける、そんな印象を連発してしまう書き心地の良さです。
実際のボールペンによるインクの違いを写真で解説してありますのでこちらもご覧下さい。